怪文書を信じて

2001年の夏頃、某大手生命保険の営業から渡された1枚の怪文書。
何度もコピーされたその紙の内容は誠実ではあるけれど、出所等不明でまさしく怪文書。
僕も、最初は「なんじゃこれは??」という印象でしたが、その文書の中に「キレ痔がよくなった。」 という一文を見つけ、
「こんなの信じる人いるんかいな??」と思いつつ、本当にダメもとで、梅干の種を飲み始めてみたのです。
というのも、梅干を食べるのには何の抵抗もないし、別に痔に利かなくても、アルカり性食品の代表なんだしね・・・

梅干の種
私の名前は蟹江貞雄、昨年の2月まで大手の会社に勤めていました。
一昨年の八月、私は会社の保険組合で職員から募集した「私の健康管理」をまとめて小冊子を発行しました。
その中に、今年77歳になるK氏の一文がありました。それが「梅干しの種」を飲む話しでありました。
◆K氏の話
K氏が青年時代にひどい胃潰瘍を患って、何年も病院通いをしたが治らず困り果てている時、
茨城のある古老が梅干しの種を飲めば治ると教えてくれた。 「種はそのまま出てしまうのではないか」と反論した。
「いや、それが不思議な事に、胃の中に入ると溶けてしまう。スイカやかぼちゃの種はそのまま出るが、梅の種だけは不思議に溶ける」 「本当ですか」
「本当かどうか便を調べて見たらわかるじゃろうが」 K氏は生きたい一心で、それから毎日梅干しの種を飲んだ。 気がかりなので1週間ばかり毎日、
新聞紙の上に用を足して棒でつついてみた。種らしいものはついぞ見当たらなかった。
そうこうしているうちに、K氏の胃潰瘍はすっかり治った。以来無病、77才の現在カクシャクとして第一線で活躍しているのである。
◆半信半疑で種を飲む
私はこの記事を読んで「ヘェー、あの梅干しの種が...」と、しばらく半信半疑であった。
それに私はふだん胃痛を覚えることもなかったので、すぐやってみる気も無かったのである。
やがて私は梅干しの種がそんなに胃潰瘍に効くのなら、それを飲んだら丈夫な胃がさらに丈夫になるだろう、
胃潰瘍はもちろん、胃がんの予防にもなるだろうと思った訳である。
必ず一日に一個か二個、時には三個も四個も飲んだ。いっぱい飲んだら体にどんな影響があるか調べて見ようと思ったのである。
続けて三個も四個も飲むと消化に手間取るので胃がつ疲れるのかきまって口の中が荒れてくるので、
今は大きいのを一個飲むことにしている。
◆四つの効果
ところで私の場合、どのような効果があったか。
その一
  酒に悪酔いは絶対しなくなった。
  私はふだん少量しか飲まないが、相手次第ではかなり飲むほうである。
  種を飲み始めて二週間たった頃、関西に所用で出かけた事があった。
  私よりも二十も若い友達と毎晩遅くまで飲んだが、友達はみな二日酔いで起きられないというのに、
  私はいつもむ平気で五時頃には起きていた。その時、種の効用を知ったのである。
その二
  私は日本酒を続けて三日飲むと決まって下痢症となった上、切れ痔となってしばしば出血した。
  それが、種を飲んで以来まったくその症状をみせない。今や痔症は完全に治ってしまったのである。
その三
  便秘症に効くようである。それは腸のせん動が活発になるためだと思われる。
  梅の研究家松本氏は、便秘症は梅干しで治る、と説いてらっしゃるが種までのんだ方が早いようである。
その四
  階段の昇り降りに、息切れがしなくなった事である。最近の交通機関にはやたらに階段が多い、エスカレータも多くなった。
  しかし私はなるべく足を使うことにしているのだが、されで息切れしなくなったのである。
◆最後に
私の経験談としては以上の通りであるが、私のすすめで実行し、実際に胃潰瘍や腸炎や、便秘を直した人は何人もおり、
今や確信をもって機会あるごとに人様にお勧めしている次第である。           蟹江貞雄

というものなのです。痔の話は、「その二」に切れ痔について言及があります。
僕の場合は疣系だったので、やっぱり半信半疑でありました。まぁ、この人も半信半疑と書いてあるので、まぁいいかな、と。
※尚、この文書の著作等不明のため原文のまま掲載しています。ご了承ください。※

ウム・・なんか、いい感じ・・・

僕と痔様とは幼少からの長いつきあいであり、きっと便秘気味な体質が災いしていたのでしょう。
年に数回訪れるとてつもない不快感のたび、その場しのぎ(軟膏や一般錠剤等々)で誤魔化していたのですが、仕事が繁忙を極め、
そして年を取っていくごとに、その発生頻度が増え、発生した時のダメージが大きくなってきていました。
いよいよ手術しかないのか・・・という時の怪文書との出会いでした。
2001年9月より、半信半疑で小さめの梅干の種を飲み始めまたわけですが、すると、1ヶ月ほどでなんとなく効きそうな雰囲気を感じたので、
思い切ってそれまで服用していたキョー○ョーピ○やサプリメント系の健康食品を全てやめてみました。
(これまで利きもしない健康食品・漢方薬系をどれほど試したことか・・・そして、どれほど金を遣ったか・・・)
そして、3ヶ月経過。これまでの生活ペースでは、3ヶ月間も痔様がでないことはなかったので、
「これはもしや、まさか、効いているのではないか!!ほんとかね??」と、ちょっぴり嬉しい予感。
出張時に長く歩いたり、セミナーの講師で立ちっぱなしだったり、ウォシュレット付きでないトイレでの排便時などには、
必ずヤバイ状況に陥っていたのですが、梅干の種を飲み始めてから、そんなヤバイ感覚のときでも一晩休むと通常に戻ったのです。
よし、それなら半年継続してみて、1度も痔様がでなかったら、これは本物と信じよう!と思い、継続。
そして現在2002年7月。めでたく1度も痔様登場せず!!肛門内側にあったはずの痔核が、すっかりなくなってしまったような感覚なのです。
どんなトイレでも臆することなく排便可能となり、行動密度が濃くなった感じ。
なんだか、未だに半信半疑なのですが、死ぬまでつきあわねばならないとあきらめていた
痔様が、こんな形で収まってしまうならば・・・まさに、僕にとっては大袈裟でなく、「奇跡」!

それから、痔とともに気になっていたのが血糖値。前年の健康診断で血糖値の項目が、「要観察」判定だったのです。
怪文書によると、血糖値抑制にも利きそうだったので、今年の健康診断の結果は興味津々でしたが、
なんと、今年は、まったくの正常値に戻っていました。問診をしてくれた医者には、よく節制した!とほめられてしまう始末。
(実際、梅干の種を飲んでいること以外は、まったく不摂生きわまりないのですが・・・)
とすれば、梅干の種は、痔と糖尿病緩和に効果がありそうだというまさに人類にとって画期的なもの?!
おまけに血圧も安定し、胃ガンや大腸ガンの予防にもなるなら、こんなに優れたものはない!
と、まさに惚れ込んでしまったというわけです。

僕の場合、熊本に住んでいる親戚が、市場で小梅を仕入れて自家製の梅干を漬けてくれているので、
現在もそれを愛飲していて非常に恵まれているとも言えます。生産過程の心配もないですし。
でも、親戚が漬けてくれる量には限りがあるし、自分とせいぜい家族の分で精一杯。
この話を友人知人に勧めても、必ず返ってくる言葉が、「飲めそうな小さな梅干がお店で売っていないよ!」。
確かにスーパー等で売っている梅干は、とても飲めそうにない大きな梅干がほとんど。
小梅があってもおにぎり用の真っ赤なカリカリ梅。国内産の梅干もほとんど売っていない現実。
ということは、
この話を勧める時には、良い梅干、飲めそうな梅干の調達方法も伝授しなければ試してもらえないことがわかりました。

想像するメカニズム

自分なりに情報収集したところによると、
  ★毒が転じて福と成す
   青梅自体の中には、青酸化合物の1つである、アミグダミンというのが含まれていて、生で食べるのは良くないと。
   しかし、青梅を梅干に加工すると、アミグダミンがベンズアルデヒドという抗菌作用成分に変わっていくらしいのです。
  ★ビタミンB17:抗ガン作用
   ビワや梅などのバラ科の種子には、ビタミンB17が含まれているそうです。これは抗ガン作用があるらしいのです。

まず、この話を紹介すると決まって返ってくる質問が、「じゃぁ、種を割るなり、すりつぶしたりすればもっと飲みやすくなるね!?」
ということ。でも、これには反論します。
まったく科学的根拠はないのですが、
僕の感覚では、あの「堅い梅干の種を、胃液が一生懸命溶かす」というプロセスが、この効用に非常に重要なのではないか?
と感じているからです。こういうストレスを体験した胃は更に強くなる!っていう感じがします。
また、堅い殻の中に含まれる重要な成分は、胃の中で溶かしてこそしっかりと吸収されるという感覚です。
そして、その重要な成分が血液をサラサラにする効果、血液を綺麗にする効果があり、
痔や腸のポリープのような、悪血の塊のようなものを消滅させるのではないかと思うのです。
この重要な成分が、ベンズアルデヒドでありビタミンB17なのではないか、と。
梅干の種の中にある仁や、殻をつぶしてしまった後では、これらの成分は摂取しにくいと考えています。

また、ビタミンB17に関しては、研究者の論文を読んだことがあり、
その内容は、自然界の熊にはガンで死ぬものはほとんど発見されていないが、人間に近く飼われている熊は、かなりの高確率でガンを発症するらしい。
その原因は、バラ科の種子に含まれるビタミンB17の未摂取による。というものです。
つまり自然界では、果実の実だけではなく、種までまるごと食べてしまうが、人間のエサには、種はご丁寧に除かれていると。
確かにガンは未だに原因不明であり、食生活の変化によって発症したという説もよく聞く話。ビタミンやミネラル不足の説ですね。
この論文も確証はないけど、なんとなくうなずける話です。
梅干の種を飲み続けることで、腸のポリープが消えてしまった人は本当にいるらしいし、
胃ガン・大腸ガン予防にも良いという話には信憑性があるような気がしています。

また、梅肉そのものはアルカリ性食品の代表格だし、梅肉エキス等健康食品も沢山発売されているので、
なにかしら良い効果はあっても、悪いはずがないですしね。
逆にアミグダミンの青酸については?
軽い青酸といっても、あの青酸なので、一抹の不安感がありますが、
生梅ではなく、梅干や梅酒漬けを行うと、青酸は消えてしまうそうなのです。
これは、研究した人がいます。確かに、すでに数年間梅干の種を飲み続けている人が、まったく健康だと聞くし、
それは確かなことなのでしょう。それでも心配な人は、なるべく長く漬けた梅干を飲むようにすればいいのかな、と思っています。

うまい!梅干し!のほうが良いに決まってる!

僕は、梅干の種だけを飲むのではなく、梅肉も当然食べた後、種も飲むわけで、そうなってくると飲みやすい小さな種のほうがいいし、梅干そのものも、
変な添加物や着色料が入っていないもののほうが安心だし、そしてなにより「美味い梅干」でないと、長く食べられないわけです。
僕的には、紀州梅に代表されるような、大きくて甘酸っぱい梅干はあまり好きではく、
昔ながらの、「すっ、ぺえええーーー!」自然な梅干が好き。ましてや、梅肉を食した後、種を飲むためには、大きな梅干だと絶対不可能だし。
そして、カツオなども加えずに、シソだけでつけ込んだシンプルな小梅干が最高!
欲を言うなら、梅肉も楽しみたいので、見た目は大きくても種は小さいもの、これが一番望ましいと思います。

現在、僕は夕食後に、小梅干の梅肉をまずしっかり味わって、種に水分がなくなるくらいに、
口の中でチュウチュウと吸い混んだあと、ちょっとさました感じの緑茶と一緒に種を飲み込んでます。
一日の食事を終えた後の儀式のような感じですね。

飲み始めた当初は、梅干の種の両端のトンガリが、どうにもノドに刺さりそう〜な感じがして、飲むのに苦労しましたが、
実際は意外とどんどん入っていくものです。人間のノドはそんなにヤワにできてないようです。
なので、思い切って飲んでみてください。でも、やっぱり水やお茶は、用意しましょうね。
ちょっと気を抜くとつっかえます・・・

〜ここまでは2002年に書いたものです。〜

何事も過信は禁物

さて、現在は2003年7月です。僕ののみうめ歴も約2年。これまで毎日欠かさずのみうめのおかげで痔様も現れず、
快適な生活を送っていましたが、現在痔様復活し、結構辛い状況に陥りました。一旦悪化するとのみうめではどうにもならず、
市販薬でなんとか耐えています。
やはり、ちょっと油断があったのか、仕事のヘビーさにかまけて生活上注意を怠ったのか、何事も過信は禁物だということですね。
あくまで、健康を手助けするのみうめという認識で、続けなければならないのですね。
その他の調子はまったく問題ありませんので、のみうめが体に良いことには間違いないと思うのですが、
痔様は、なかなか強者です・・・くそぉ・・・

長いつきあい

そして、現在は2005年の11月になりました。もう4年になりますね。
4年間、1日に飲み込む個数の違いこそあれ、ずっと続けています。おかげさまで痔様は、小康状態、胃や便通、血糖値等、
とても良好のまま過ごしています。逆に、マイナスの要素は、ほとんど自覚がない状況です。
既にのみうめそのものは生活の一部です。
2005年12月号の「壮快」の取材のおかげで、全国にのみうめ愛好者が存在していることも知ることが出来ました。
そのうち、あるある大辞典で特集される日も近い!??

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